ラオスにいってまいりました!
ラオスの中でも特に人気の高い街がルアンパバーンとバンビエンです。特にルアンパバーンは、街全体が世界遺産に指定されており、街も自然も非常に美しく人気で、ご飯もおいしいです。
今回の記事では、そんなルアンパバーンとバンビエンについてご紹介します。
Contents
ルアンパバーン
英語ではLuang Prabangと表記します。ルアンプラバン、ルアンプラバーンと呼ぶ人もいますが、Praはラオス語でパと発音しますので、ラオス語的にはルアンパバーンが正しい発音です。
メコン川とカーン川の交点にある街で、川に沈んでいく綺麗な夕陽を見ることができます。ラオス国内では観光地として最もよく整備されていますので、居心地は首都ビエンチャンと並んで抜群に良いです。ラオスは全体的に治安が良いですが、その中でもルアンパバーンはかなり治安が良いです。
シーサワンウォン通り~サッカリン通り
英語表記はSisavanvong RoadとSakkaline Roadです。ルアンパバーンの観光の中心となる一続きの通りで、お洒落な雑貨屋さんや、レストラン・カフェ、ホテル・宿泊施設がずらりと並びます。
両替屋さんもたくさんいます。ラオスでは日本円の交換レートが悪いことも多いですが、ルアンパバーンなら1%くらいの手数料で交換できます。ちなみにラオスではドルは非常に強く、ルアンパバーンはもちろんのこと、多くの街で1%以下の手数料で交換できます。



雑貨店




ナイトマーケット



クアンシーの滝
Tad Kuang Siといいます。Tadは滝という意味。市街の中心地シーサワンウォン通り・サッカリン通りからトゥクトゥクで1時間弱かかります。市街の旅行代理店で往復チケット(数万kip)を購入していくのが安くておすすめ。2時間ほど滞在できます。入場料2万kipが別途かかります。



セー滝(Tad Sae)という滝もあります。乾季(11~2月)には流量が少なくなってしまいますが、雨季(5月中旬~10月)は綺麗です。
プーシーの丘
英語ではMount Phou Siと表記します。しかしPhouがすでに山という意味なので、これでは「マウント富士山」みたいになってしまっているように思いますが…。
インドの猿神ハヌマーンが丘ごと持ってきたとされています。入場料2万キープ。




グルメ
Le Banneton Cafe(ル・バネトン・カフェ)
クチコミで大絶賛のフランス系人気パン屋さんLe Banneton Cafe。近くの高級ホテルにも卸しています。



Zurich Bread
こちらのパン屋さん、チューリッヒ・ブレッドは幅広く洋風パンを扱っています。クオリティ高いです。お店のウェブサイト
ルアンパバーン・ソーセージ
宿泊
サッカリン通り、シーサワンウォン通りにホテルが集中しています。シーサワンウォン通りを歩けばいくらでも宿泊施設が見つかります。15万kip~。メコン川沿いにもホテルはたくさんありますが、少し価格帯が上がります。
ホテルだけでなく、AirBnBを使った民泊も楽しいです。
その他


私は時間の都合上行けませんでしたが、薬草サウナも好評です。また、メコン川のボートクルーズを少し体験してみたいという方は、ボートでパクウー洞窟まで行ってみてもいいのではないでしょうか。
市外とのアクセス
飛行機
首都ビエンチャンから飛行機が1日数便出ており、簡単にアクセスできます。タイからの飛行機もあります。空港からタクシーまたはトゥクトゥクで30分、5万kipくらいです。
バス
大きめの街(ルアンナムタやノーンキャウ、バンビエン、ビエンチャン等)からはバスも一日数便出ています。距離によりますが、都市間バスは40,000kip~90,000kipくらいのイメージです。2時間のバスで40,000kipくらいです。都市間バスの所要時間は、グーグルマップで道のり検索をすればだいたい分かります。休憩を挟んだりするので、1時間くらいプラスで考えましょう。
ルアンパバーンには、北バスターミナル(北方面へのバスの発着用)と南バスターミナル(南方面へのバスの発着用)があります。どちらにしても郊外で降ろされるます。市街地まではトゥクトゥクで2万kipほど。
ラオス政府観光情報で時刻表が見られますが、正確な時間については必ず現地で確認しましょう。バス停でバスチケットを購入する場合は、定員になると勝手に出発しますので、早めにバス停に着きましょう。出発予定時刻の1時間~45分前に着くのが目安です。
ボート
タイ北西部のチェンマイ・チェンライから国境を越えてラオスのフアイサーイ(フエサイ)に入り、そこからスローボートで1泊2日かけてメコン川下りをして訪れることもできます。20万kipほど。
逆に、ルアンパバーンからスローボートでフアイサーイまで行くこともできます。
バンビエン


英語表記はVang Vieng。グーグルマップではヴァンヴィエンと表記されています。昔は欧米人のヒッピーが集まるドラッグの町だったとのこと。
今もなんとなくその面影はあり、さくらバーという異常に賑やかなバー(時間帯によりウィスキー無料)が街の中心にあったり、昼間から酔っぱらった欧米人グループがはしゃいでいたりします。
しかし、いまのバンビエンは健全なアクティビティの拠点としての顔が主です。ブルーラグーンの綺麗な水に飛び込むもよし、あてもなく広大な自然の中でバイクを走らせるもよし。なぜか、ラオスの他の街と比べて突出して韓国人観光客が多いです。
ご飯のクオリティはルアンパバーンと比べると落ちてしまいますので、その点は期待なさらぬよう。
ブルーラグーン
バンビエンのブルーラグーンは、実はいっぱいあります。私が確認できた限りで、ブルーラグーン1~5まであります。名もないブルーラグーンまで含めればまだありそう。
ブルーラグーン1
市街地からバイクで20~30分ほど。市街地から一番近いブルーラグーンなので、観光客がいっぱいいます。



ブルーラグーン3
現地人がオススメするのがブルーラグーン3。市街地からバイクで1時間以上かかりますが、その分観光客が少なく、ゆったりと楽しめます。


ブルーラグーン5
ブルーラグーン3のさらに先にあるブルーラグーンです。あまり知られていないようで、ほとんど人がいません。トイレがめっちゃ綺麗。またここには洞窟もあり、入っていくことができます。軍手とヘッドライトがあれば最高。
飛び込みなどはできないようですが、ここまで来る道はかなり綺麗です。バイクをレンタルしたなら、ここまでの道は特におすすめです。
ブルーラグーンまでの道のり
バイクを借りるか、トゥクトゥクで乗り合っていきましょう。バギーのレンタルもありました。

Pha Ngernビューポイント
ほとんど人がいませんでしたが、頂上からの景色は最高です。30分ほどで登れます。夕陽は綺麗だと思いますが、暗くなってから降りるのは大変なので、早めに降りた方がいいでしょう。


気球ライド
気球に乗って夕陽を眺めることができます。ラオス人が時間にルーズなため、「予約していたが時間通りに迎えに来ず、ホテルで夕陽を見た」といったレビューも数多くあります。
タムナム洞窟
Tham Nam water caveなどと言います。Thamは洞窟、Namは水・川という意味。
写真は撮れなかったので、Googleの画像検索のリンクを貼っておきます。ウェブ上に日本語の情報が全く見当たりませんが、ここはお勧めです。
洞窟入り口近くのレストランで、1万kipでライフジャケット・ヘッドライト・浮き輪のセットがレンタルでき、洞窟の中に浮き輪で入っていくことができます。かなり長い洞窟で、奥まで進むと人がおらず、少し怖くなってきます。
タムナム洞窟に行くには、大通りからタムチャン洞窟(Tham Chang:Elephant Cave。Changは象の意味)に向かう道を入っていき、タムチャンをスルーして先に進んでいきます。けっこう(15分くらい?)歩きます。
宿泊・グルメ
ホテルは市内を歩けば簡単に見つかります。良いレストランを見つけるのは難しいです。Happy Mango Thai Restaurantはおすすめ。





その他


以上、ルアンパバーンとバンビエンの見どころをご紹介してきましたが、私ももちろんすべて回りきったわけではなく、まだまだ未発掘の魅力がいっぱいあると思います。
ラオス北部の他の街の旅行記も、下記からあわせてご覧ください。