Fujifilm X-E3と同時購入したアクセサリーや設定について。

FujifilmのミラーレスカメラX-E3を購入しましたので、

カメラと同時に購入したアクセサリーや、X-E3に施した設定を紹介していきます。また、その他おすすめのアクセサリー等も紹介していきます。

 

アクセサリー

ストラップ

X-E3には純正でネックストラップが付いています。

しかし個人的にはX-E3のような小型カメラには、上の写真のようにネックストラップよりハンドストラップを付けたいです。

上の写真のハンドストラップは、Acruのストラップです。今は写真のようなストレートタイプは販売していないようですが、バナーヌタイプもお洒落で良いと思います。

X-E3のアイレットは小さいですが、三角リングと革のリングカバーがついてきますので、ストラップの取り付け用に別途三角リングを購入する必要はありません。

 

ハンドストラップを選ぶ際は、通し紐が細いものではなく、全体的に太めなものの方が耐久性があっていいと思います。

 

(参考:通し紐が細いハンドストラップ)

液晶保護フィルム

背面液晶は傷ついてきますので、フィルムを付けることをお勧めします。

フィルムであれば傷が気になってきたら貼り替えることができますので。

 

ストロボ

X-E3にはフラッシュが内蔵されておりません。

クリップオンフラッシュEF-X8が同梱されていますが、ガイドナンバーは8と小さいです。ガイドナンバー20以上のストロボが欲しい場面も多いです。

ストロボで考慮すべきことは、主に以下の5点です。

  • 光量(ガイドナンバー)…数字が大きいほど光が強く、遠くまで光が届く。
  • 重量…軽い方が扱いやすい。
  • 電源…単3電池2本か4本か。なお、エネループ等の充電池を使うのが普通。
  • ヘッドの稼働角度…天井バウンス発光等できるかどうか。フラッシュの光を直接当てると被写体が汚く光るので、対策が必要です。室内でフラッシュを使用する際は天井にフラッシュ光をバウンスさせるのが簡単です。
  • TTL自動調光か否か。…フラッシュの光量の調整は意外と大変なので、初心者の方は自動で調光してくれるTTL機能付きが良いです。

また、日中に逆光でポートレート撮影で暗所持ち上げをしたい人は、ハイスピードシンクロに対応しているかどうかも重要となります。

 

以上のようなことを考慮し、私は安価で軽量でありながら、光量は十分、天井バウンスもハイスピードシンクロも可能な以下のものにしました。中国のGodox製です。

 

X-E3のカメラボディに直接つけても全く問題ない大きさですが、自由な方向からライティングができた方が好ましいので、以下の送信機もあわせて買うと良いです。

こちらのX1T-Fをカメラに装着すると、X1T-FがTT350Fに電波を飛ばして、フラッシュを発光させるという仕組みです。

 

 

国産品が良いという方には、ニッシンデジタルのi40をお勧めします。

 

純正品がよければ、EF-20、EF-X20、EF-42の3種類が候補になるかと思います。20や42はガイドナンバーを表しています。EF-X20はバウンス発光不可ですがデザインが良いです。EF-20、EF-42は共にバウンス発光できます。

 

レンズフィルター

レンズの前玉を保護します。扱い方が雑な方は、必ず使用に応じてレンズの前玉が傷ついていってしまいますので、消耗品と割り切ってレンズフィルターを購入します。レンズが3万円、レンズフィルターが1000円と考えれば、レンズフィルターでレンズを保護できれば安いものです。

ちなみに、前玉に傷がついても平常時は写りに影響が無いことが多いですが、逆光時には白い光線が出てしまったりします。

XF23mmF2はレンズ径は43mmなので、43mm用のレンズフィルターを購入します。

 

XF18-55mmであれば、レンズ径58mmですので58mm用のレンズフィルターを購入します。

 

ソフトレリーズボタン

X-E3のシャッターボタンには切り欠きがついています。ここにレリーズボタンを装着することで、シャッターが押しやすくなります。また、ソフトレリーズボタンには手振れを軽減する効果もあります。

私はマップカメラのソフトレリーズボタン「Kleine-クライネ-」にしました。ちなみに、クライネには表面がマットなブラッククロームもありますが、X-E3に合うのは艶ありのブラックペイントの方のようです。

凹面のレリーズボタンの方が押しやすいという方も多いです。凹面がよければ、下記のような商品もあります。もちろん、ブラックやシルバーもあります。

 

レリーズボタンはどうしても緩んできて無くしてしまいがちですので、接着剤で止める人も多いです。私はハンドストラップを使用しているので、緩んでくれば都度人差し指で巻くという作業が苦ではないので、特に接着剤は使用していません。

シューカバー

外付けフラッシュの取付部(ホットシュー)をカバーして保護するためのものです。私は使っていませんが、一応気になる人のためにご紹介しておきます。

一脚

カメラといえば三脚ですが、X-E3のような小型カメラにはあえて一脚という選択肢がおすすめです。なるべく軽量を目指すのであれば、以下の一脚と自由雲台の組み合わせが最良と思います。

 

一脚の下部にミニ三脚がついているタイプの一脚もあります。こちらは三脚を付ければ自立するうえに、三脚を外せば普通の一脚としても使え、さらに三脚だけで使えばミニ三脚になるという優れものです。

予備バッテリー(互換バッテリー)

ミラーレスカメラということもあり、それほどバッテリーが持つわけではありません。私は1日の外出であれば予備バッテリーを1個、泊まりであれば2個以上必ず持ち運ぶようにしています。

純正品は高いので、互換バッテリーを昔から使っていますが、ほとんど遜色なく使えています。

ムック本

カメラとあわせて必ず買うという人も多いムック本。特に、ミラーレスやデジイチの1台目、あるいは富士フイルムの1台目としてX-E3を購入される方の場合には、基本がささっとおさらいできて良いと思います。

設定

全オートでも十分素晴らしい写りをしてくれますが、自分好みに細かいチューニングをして使うのも楽しいです。

フィルムシミュレーション

自然撮影ではベルビア・ビビッドを使う人も多いですが、私は常にプロビア・スタンダードにしています。彩度を上げたいときはLightroomで現像の際に色ごとに上げるようにしています。

明るさ・階調関連

X-E3ではハイライトトーンやシャドウトーンを-2~+4の範囲で設定できます。

富士フイルムのカメラはデフォルトではコントラストが強めの設定となっているので、常時ハイライトトーン-2(とシャドウトーン-1~-2)をかけている人も少なくないようです。

私は、屋外で撮影する際はハイライトトーン-2をかけることが多いです。逆光で暗所を持ちあげたい場合には、シャドウトーン-2をかけることが多いです。

ダイナミックレンジは基本的に常にAutoにしています。

 

ISO Auto

ISOは基本的にオートに設定しています。カメラが優秀なのでオートでも滅多に困りません。基準ISO感度200、上限ISO感度12800、低速シャッター限界1/125で設定しています。

上限ISO感度は3200くらいにする人も多いと思いますが、私としてはノイズよりもとにかく手振れを防ぎたいので12800に設定しています。狙わないノイズは味とも思えますが、狙わない手振れは失敗なので。それ以前に、ISO12800まではふつうに常用感度として使えると思います。

低速シャッター限界は腰を据えて撮影するタイプの方は1/60くらいの方も多いと思います。私は、歩きながら撮るようなことも多いので1/125としています。

色関連

カラー0、ホワイトバランスは常にAutoにしています。

特に、ホワイトバランスはオートホワイトバランス(AWB)のときのみ特別な処理をしているという話ですので、それを尊重してAWBのままにしています。

あまりじっくり腰を据えて撮影するようなカメラではないですし、撮影時はパパっと撮ります。色相・彩度・色温度を調整したい場合は現像時に調整するようにしています。

 

ノイズリダクション

ノイズリダクション-1にしています。富士フイルムはノイズリダクションがきつく、塗り絵のようになっているという話をどこかで読んだからです。また、暗所撮影でノイズが乗るのはある意味、味になるので、特にノイズの発生を恐れていません。

ノイズリダクションの増減による画質の変化については、特に自分で検証はしていません。

ただ、X-E3は手振れ補正無しですし、X-E3のような小型カメラでは手持ち撮影が基本かと思いますので、ISO感度をあげてシャッタースピードを稼いで手振れを防ぐということはよくやります。そのため、ノイズリダクションを下げるのはどうかな?とも思っています。

この辺は更なる検証が必要と感じています。

 

フォーカス設定

AF+MFはONにしています。特に切るメリットを感じないです。たまに難しい場面でオートフォーカスが迷うので、その際はレンズのピントリングを回して微調整します。

MFアシストはPEAKにしています。色はデフォルトは白だと思いますが、赤に設定した方が見やすいかと思います。

 

シャッター方式

MSにしています。電子シャッターはシャッタースピードを1/4000以上にできるようですが、特に必要性を感じません。

電子シャッターにするとモアレが発生する場合があるらしいので、そのリスクを回避するためにメカニカルシャッターにしています。特に詳しい検証はしていませんが、特に通常使用ではメカニカルシャッターで困ることはありません。

静音にしたい場合は電子シャッターにする必要があるかと思います。

 

消費電力設定

パフォーマンスがデフォルトでスタンダードになっております。ハイパフォーマンスという設定もあります。

ハイパフォーマンスに設定すると、電池の消費が速くなる一方、

  • 自動電源OFFからの再起動が速くなる
  • AF速度が速くなる

というメリットがあるようです。実際に試してみたところ、ほとんど差異を感じなかったので、ここはデフォルトのままのスタンダードにしています。

 

タッチパネル設定

X-E3のタッチパネルでは、タッチAFにくわえ、フリック操作にいろいろな機能を割り当てて使用することができます。

ただし、X-E3のタッチパネルの感度は及第点くらいはありますが、めちゃくちゃ高性能というほどでもありません。タッチAFをONにしていると、フリック操作があまりうまく認識されないです。

私はタッチAFをOFFにして、

上フリック:顔認識

左フリック:フラッシュ

下フリック:ISO感度

を割り当てています。4方向にフリック操作を割り当てると誤認識が多いし、あまり割り当てたい機能もないので3方向にとどめています。

しかし、どの方向にどの機能を割り当てたか忘れがちで、結局Qボタンから全てやってしまう傾向にあります。

 

関連記事:

Fujifilm X-E3を購入した。なぜオリンパスやソニーではなくフジを選んだか。

Leave a reply:

Your email address will not be published.